アーユルヴェーダ基本用語集

アーサナ

ヨーガにおける100種類ほどの体位。

アーマ

心や体に生じる未消化物。ドーシャのバランスが崩れると発生する。

アグニ

「火」という意味の言葉。アーユルヴェーダにおいては、消化の力=消化酵素を表す。アグニが正常に働いている状態こそ健康な状態だといえる。

オージャス

生命エネルギーや活力素。免疫の基盤をつかさどり、オージャスを増やすことは健康増進につながる。

サトヴィック

精神的に成長したときにたどり着ける最高峰の精神の状態。平静で善性。

シローダーラー(シロダーラ)

額にオイルを垂らし続けるアーユルヴェーダの治療法。精神の安定や肌の健康に効果がある。

スロータス

体内の循環経路。
スロータスの流れをアーマが塞いでしまうと、不健康につながる。スロータスの流れを良くすることは健康増進に大切。

チャクラ

体内の触れない位置にある7つのエネルギーポイント。

ダートゥ

血液・筋肉・脂肪・骨など体を構成する組織。

タマス

「惰性」の意味を持つ心の性質のひとつ。タマスが心に増えると、やる気がなくなり、うつ状態にまで陥る。また、カパも増大する。

ドーシャ

心身の機能を司る目には見えない力。3つのドーシャがあり、それらがバランスを保つことで健康になることができる。

トリグナ

心を左右する3つの性質。サットヴァ・ラジャス・タマスがある。

パンチャカルマ

アーユルヴェーダで行われる浄化療法。5段階のプログラムがある。

プールヴァカルマ

パンチャカルマ療法を行うために体を浄化するプログラム。

プラーナ

呼吸。インド哲学では「生き物の生命力」という意味も含まれる。

ヴィクリティ

「過剰」という意味。ヴィクリティが発生することは、病気の原因となる。ヴィクリティを減らすことは健康な体作りにとても大切。

ヴェーダ

インドの古典。古人の様々な知恵が書かれている。

プラクリティ

その人の「本質」のこと。出生時に決まるバース・プラクリティと後天的に決まるボディ・プラクリティがある。「体質」という意味でつかわれることも。

マラ

汗・尿・便などの老廃物。

マルマ

体内にある100以上のツボ。エネルギーの流れを整えるための重要なポイント。

ラサ

血漿・リンパ。または情緒のもととなる食物の味の総称。(アーユルヴェーダでは「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「辛味」「渋味」の6種類)

ラジャス

「動性」の意味を持つ心の性質のひとつ。ラジャスが心に増えると、様々な欲求が起きる。増えすぎると落ち着きがなくなり、躁状態になることも。また、ピッタ・ヴァータも増大する。