Lesson でも一部解説しましたが、アーユルヴェーダ食事法においてスパイス・ハーブは非常に大切な役割を担っています。
アーマを体内から減らすためには、未消化物を減らすために断食などを行うことも重要ですが、アグニもの力を強くすることが不可欠です。
スパイス・ハーブはアグニの力を強くしたり、ドーシャのバランスを整えるのに役立ってくれます。
このセクションでは、聞いたことのないようなスパイス・ハーブの種類までをまとめましたので、食事に取り入れたい際などに活用してください。
各スパイス・ハーブには、妊娠中使用禁止や他の薬との併用禁止など、使用上の禁忌事項が存在します。
しっかりと事前に調べてから使用するようにしてください。

アグニの力を強めるハーブ
ショウガ
生のショウガは体を冷やす作用があるので、夏場で体内のピッタが膨れ上がっている時に効果的です。
粉のショウガは体を温めてくれる作用があるので、冬場でピッタを増やしたい時に効果的です。
こしょう・長こしょう
長こしょうは日本では聞きなれませんが、沖縄などでは販売されています。
これらのハーブはピッタを増やし、アグニの火の力を強めてくれます。
ピッタ体質の方は少なめに摂取するようにし、胸やけがする時にはコリアンダーを一緒に摂取するようにしましょう。
ドーシャ鎮静化に役立つハーブ・スパイス一覧
ヴァータを鎮静化させる
- 甘草(カンゾウ)
- ヒング
- アシュワガンダー
- ゴマ
- シナモン
- ヒマ
- 菖蒲(ショウブ)
- シャタヴァリ
ピッタを鎮静化させる
- レモングラス
- ミント
- マンジスタ
- ムスタ
- チレッタ
- アーマラーキー
- ダルハリドラー
カパを鎮静化させる
- ショウガ
- グッグルー
- ハリドラー
- チトラーカ
- ミルラ
- カルダモンシード
3つのドーシャを鎮静化させる
- サフラン
- コリアンダー
- アロエ
- ゴクシュラ
- バラー
- クスタ